藤田紀子の「女弁護士日記」
2月20日 (2012-2-20)

 私が弁護人を勤めたA子は、窃盗罪で今刑務所に入っている。  そのA子から手紙が来た。  「五人部屋で、リーダー格の女性からひどいいじめに遭っている」、「他の部屋のリーダーは、人格的にも立派な人がいて、皆、さわやかな笑顔 […]

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藤田紀子の「女弁護士日記」
2月10日 (2012-2-10)

 家庭裁判所で取り扱う調停事件は、離婚、養育費、遺産分割など当事者が深刻な争いをしている場合が多いので、待合室は、申立人と相手方に分かれていて、顔を合わせないで済むように配慮されている。  申立人待合室には圧倒的に女性が […]

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藤田紀子の「女弁護士日記」
12月10日 (2012-12-10)

 A子が、B夫と結婚した時には、既に2匹の犬がいた。  もともとは、B夫が犬の世話をしていたが、朝の散歩や餌やり、具合の悪い時に獣医に連れて行ったり、だんだんA子が犬の面倒をほとんどみるようになると、A子は、2匹の犬が可 […]

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藤田紀子の「女弁護士日記」
1月20日 (2012-1-20)

 他の人は、布団の中で寝つかれない時、何を考えているのだろう。  「羊が一匹、羊が二匹……」なんて数えているとは思えない。私は、モチーフを決めて、しり取りをする。  「藤田紀子→小松左京→宇野重吉→千葉周作→黒柳徹子→小 […]

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藤田紀子の「女弁護士日記」
1月10日 (2012-1-10)

 暮れに、事務所も自宅も片付けをして、さっぱりとした気持ちで新年を迎える。 散らかっているところでは気持ちが落ち着かない。家に帰って散らかっていると、それだけでどっと疲れが出る。片付けすぎて、どこにしまったか探し出すのに […]

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藤田紀子の「女弁護士日記」
12月20日 (2011-12-20)

 電車に乗って向い側の座席を見ると、一〇人の内七人までが、携帯電話でピコピコやっている。小説を読んでいる人をたまに見ると、何と古風な、と嬉しくなる。  この携帯電話料金がバカにならないらしい。  先日も離婚調停で、高校生 […]

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藤田紀子の「女弁護士日記」
12月10日 (2011-12-10)

 世の中立派な弁護士はたくさんいるが、悪い奴もいる。  悪いこと、品位に欠けるようなことをすると、弁護士会の中の懲戒委員会にかけられて、重いのは退会命令、軽いのは戒告の処分を受ける。その内容が毎月弁護士に配布される「自由 […]

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藤田紀子の「女弁護士日記」
11月20日 (2011-11-20)

 東北大のロースクールでの教え子たちが、司法試験に合格したと言って、何人も事務所に報告に来る。その度に祝賀会をやって、飲みながら話を聞く。  早く実務をやりたいと、皆やる気満々だが、一年間の修習が終った後、弁護士事務所に […]

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藤田紀子の「女弁護士日記」
11月10日 (2011-11-10)

 知らなかった。  私は、宮城県の誇る支倉常長は、伊達藩から派遣されたローマ使節団の一人で、位の相当高い侍で、ローマで歓待され華々しく帰国した英雄だとばかり思っていた。  しかし、遠藤周作の「侍」という小説によると、支倉 […]

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藤田紀子の「女弁護士日記」
10月20日 (2011-10-20)

 最近、耳につき違和感を覚えるのが「・・・してございます」、「・・・させていただきます」という言い方だ。  会議でも、「机上に資料を用意してございます。また、こちらには飲み物をサービスさせていただいております」と回りくど […]

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