りらく連載「女弁護士日記」
8月10日 (2014-8-10)

 A子は、65才のB夫から求婚された。  B夫は、前妻が亡くなって、痴呆の母親を抱え困り果てていたのだ。 B夫から、A子のために資産数千万円あるのをすべてA子に相続させる、生命保険の受取人もすべてA子にすると説得され、B […]

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りらく連載「女弁護士日記」
7月20日 (2014-7-20)

 小保方晴子さんのSTAP細胞に関する論文に不正があったか否かの問題で、小保方さんは、「悪意のないまちがい」という表現をしているが、この「悪意」というのは、どんな意味なのだろうか。  私の事務所にある国語辞典によると、「 […]

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りらく連載「女弁護士日記」
7月10日 (2014-7-10)

 A子は、夫の暴言・暴力に耐えかねて、離婚を決意し、私の事務所に相談に来た。  A子の夫の写真を見せてもらったが、筋骨隆々、こんな男に叩かれたらさぞ痛いだろう。現に、A子は顔面を殴られて前歯を折られたり、携帯電話を投げつ […]

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りらく連載「女弁護士日記」
6月20日 (2014-6-20)

 B子は、ツィッターで知り合ったC雄と不貞をはたらいていたことがバレて、夫から離婚と慰藉料を請求された。  B子がツィッターに夫の悪口を書いたら、C雄がいろいろと優しい慰めの言葉を書き込んでくれ、メールのやり取りだけでは […]

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りらく連載「女弁護士日記」
6月10日 (2014-6-10)

 弁護士は、依頼者の希望を最大限叶えるように努力する。  依頼者が女性(妻)で、「夫からできるだけたくさん資産を取って、離婚したい」という希望なら、慰藉料だ、財産分与だと主張して、できるだけたくさんのお金あるいは不動産を […]

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りらく連載「女弁護士日記」
5月20日 (2014-5-20)

 家庭裁判所の待合室には、子ども連れの申立人や相手方のために、ベビーベッドや子ども用の絵本などが設備されている。  先日、私の依頼者C美も生後6ヶ月の女児を連れて来た。C美は、待合室に来ると、「駐車場に止めた車に、忘れ物 […]

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りらく連載「女弁護士日記」
5月10日 (2014-5-10)

 夫婦は離婚したら赤の他人になるが、子どもと親との縁は切れない。  したがって、親には子どもとの面会交流権が認められる。しかし、普通は祖父母には孫との面会の権利はない。  A男は、自分の浮気がばれて離婚した。6才の長女と […]

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りらく連載「女弁護士日記」
4月10日 (2014-4-10)

 私の事務所は、仙台市内の大通りに面したビルの中で、とてもわかりやすい場所にある。  初めて事務所を訪れる人で、要領の良い人は、予めホームページを見たり、地図を調べたりして来るが、そうでないと、事務所に来る途中で迷って、 […]

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りらく連載「女弁護士日記」
4月20日 (2014-4-20)

 A子の家の隣は、B会社の寮になっている。  その寮の樹木が、先日の大雪で倒れて、A子の家の風呂場を破壊してしまった。 A子の依頼を受けて、B会社に対し、損害賠償の請求をする旨通知したところ、早速B会社の代理人弁護士が東 […]

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りらく連載「女弁護士日記」
3月20日 (2014-3-20)

 自民党が支持した舛添要一氏が、東京都知事に選ばれたこともあって、ますます安倍首相の鼻息が荒い。  憲法96条・9条を改正して、日本を「戦争のできる国」にしようとしているとしか思えない。  自民党が、平成24年4月に発表 […]

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