藤田紀子の「女弁護士日記」

藤田紀子の「女弁護士日記」
8月20日 (2011-8-20)

 放射性セシウムに汚染された稲わらを食べた肉牛の出荷停止や焼却処分の問題で連日新聞を賑わしている。  どれだけの量を、どれだけの期間に食べたら、どれだけの健康被害が生じるのかわからないで、危機感が先走りしている感がする。 […]

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藤田紀子の「女弁護士日記」
8月10日 (2011-8-10)

 東日本大震災後、東北で結婚率が上がっていると聞いた。  吊り橋婚とも言っているという。「地震に強い」という意味らしい。  確かに、こういつまでも余震が続いて不安な状況では、誰かにしがみつきたい、お互いに支え合って生きて […]

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藤田紀子の「女弁護士日記」
7月20日 (2011-7-20)

 先日、震災後、初めて福島県相馬市にある裁判所に行った。  国道六号線を走ったが、   ① 家が流出して、六号線から海が見える   ② 災害派遣車が行き来している   ③ 田んぼの上に瓦礫が集積されている   ④ ガード […]

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藤田紀子の「女弁護士日記」
7月10日 (2011-7-10)

 私が司法試験を受けたのは、もう四〇年以上も前のことだ。  五月の試験の直前は、最後の勉強の仕上げに余念がない。過去の問題集をやり直したり、ノートをひっくり返したり、不得意と思われる分野の参考書を読み直したり……。  そ […]

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藤田紀子の「女弁護士日記」
6月15日 (2011-6-15)

 今回の東日本大震災の後に変化したことは、被災者の生活、原発の見直し、津波に対する対策、菅政権の延命など大きな点でいろいろあるが、私の身のまわりでの小さな変化も感じられる。  1 仲間が集まると、皆、我も我もと地震の時ど […]

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藤田紀子の「女弁護士日記」
5月20日 (2011-5-20)

 三・一一の地震のあとしばらくは私の事務所も機能を失っていた。裁判所も三月いっぱいは期日延期で復旧に努めていたようだが、依頼者の切羽詰まった相談があるので裁判所はなくとも三月二一日からは依頼者に対応していた。  これまで […]

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藤田紀子の「女弁護士日記」
5月10日 (2011-5-10)

 未曾有の地震・津波被害、そして追い打ちをかけるように原発被害。  未だに避難所で不自由、不本意な生活を強いられている人達の苦難はいかばかりかと思う。  現地で取材をしている報道員にマイクを向けられて、答えている人達のな […]

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藤田紀子の「女弁護士日記」
3月20日 (2011-3-20)

 A先生は、一審の判決に納得できず、また私に依頼して、控訴した。言い分は、一審の裁判であれも調べていない、これについても判断していないという、いわゆる審理不尽である。  高等裁判所で、裁判官が和解の席を設け、A先生に裁判 […]

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藤田紀子の「女弁護士日記」
3月10日 (2011-3-10)

 A先生は、国立大学理学部の教授で、数学の分野ではとても偉い先生らしい。その方A先生が、私の依頼者となった。  依頼の内容は、A先生の妻のB子が息子の家庭教師であるC男と恋仲になり、家を出てC男と同棲しているということで […]

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藤田紀子の「女弁護士日記」
2月20日 (2011-2-20)

 法律相談の所要時間は、だいたい三〇分と決まっている。  これは弁護士会の有料相談や、市・県の無料相談だけでなく、事務所での相談でも、特別複雑な内容でない限り三〇分が原則である。  だから、相談者には、三〇分の間にできる […]

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