りらく連載「女弁護士日記」
1月10日 (2018-1-10)

 私は、自分が尊厳死協会に入ってリヴィングウィルを書いているだけではなく、周りの友人にもリビィングウィルを書いておくことを勧めている。そうすることによって、意識がなくなって回復する見込みのない症状なのに、管だらけでいつま […]

続きを読む
りらく連載「女弁護士日記」
12月20日 (2017-12-20)

 75才のA男は、妻を亡くした後、結婚相談所の紹介で10才下のB子と結婚した。ところが、その一ヶ月後、A男が私の事務所に離婚したいと相談に来た。  当初A男は、若い女性を妻にしたと喜んでいたが、いざ一緒に生活してみると、 […]

続きを読む
りらく連載「女弁護士日記」
12月10日 (2017-12-10)

 仙台弁護士会では、市民を対象にいろいろな行事を行っている。  憲法講座を開催したり、著名学者をよんで講演会をしたり、共謀罪や安保法制の問題点を理解してもらうため寸劇にしたり。また、そんなお堅いことばかりではなく、スウィ […]

続きを読む
りらく連載「女弁護士日記」
11月20日 (2017-11-20)

 いま日本中の至る所に監視カメラが設置されている。  これによって、犯人逮捕につながるメリットはあるかもしれない。アメリカで起きた9・11同時多発テロをきっかけに、アメリカでは、テロとの戦いのために作られた愛国者法を制定 […]

続きを読む
りらく連載「女弁護士日記」
11月10日 (2017-11-10)

 A子が、男性(B男)に騙されたと相談に来た。  A子は、B男が結婚しようと言うので、これまで約1000万円も援助し、さらに、車が欲しいと言うので、B男名義で外車も買ってやった。それなのに、ちっとも結婚の話が進まないので […]

続きを読む
りらく連載「女弁護士日記」
10月20日 (2017-10-20)

 仙台弁護士会で弁護士会や各法律事務所の事務職員及び修習生を対象にセクハラアンケートを行った。  「帰る際に『夜道は危ないから送っていく』と言う」、「飲み会・懇親会に同席するよう言う」については、弁護士からは事務職員との […]

続きを読む
りらく連載「女弁護士日記」
10月10日 (2017-10-10)

 2年前、調停で離婚したA子が、大阪に住む娘家族と同居することになり、仙台を離れるということで、わざわざ事務所に挨拶に来てくれた。  思い返してみると、A子の夫は、超ケチで、A子に「あれも渡さない」、「これも渡さない」、 […]

続きを読む
りらく連載「女弁護士日記」
9月20日 (2017-9-20)

 「平成」も来年限りになろうとしている。今、新しく弁護士なる人たちは、ほとんど平成生まれだ。  つくづく自分の年を考える。それは、「ワンワンカルテット」を作った時だ。私70才、一番若い第1ヴァイオリンの男性34才、その間 […]

続きを読む
りらく連載「女弁護士日記」
9月10日 (2017-9-10)

 夫婦が離婚するに際しては、夫婦財産の清算をしなければならない。  それぞれの名義の預貯金、車、不動産などの価値を出して、原則、足して2で割る。夫名義の財産が1千万円、妻の名義の財産が200万円だとすると(1千万円+20 […]

続きを読む
りらく連載「女弁護士日記」
8月20日 (2017-8-20)

 アメリカ大統領に就任したトランプ氏は、初めての外遊先にイスラエルを選んだ。選挙運動中に「イスラエルのアメリカ大使館をエルサレムに移す」と言って物議をかもした人である。  アメリカがイスラエルを重視すると、それだけイスラ […]

続きを読む