2月20日 (2013-2-20)
仙台弁護士会の国際交流の関係の活動をしている弁護士と、宮城県にある公益財団法人宮城県国際化協会(通称 MIA Miyagi International Association)の相談員との勉強会が定期的に開かれている。
協会の相談員というのは、韓国・中国・フィリピン・フランスなど世界各地から宮城県に来て、永年居住し、母国語と日本語を話し、宮城県に来ている外国人たちに何かとアドヴァイスしている、という人たちだ。その人たちに、法律知識を勉強してもらうよう講義するのが、私たち弁護士の役目だ。
今回の演題は、「交通事故と損害賠償」について。
集まったのは、12人の相談員であるが、車を運転していて交通事故に遭った人が多いのに驚いた。明らかに相手が悪いと思っても、外国に来ているのと、日本語が流暢に話せないという気後れで、「すみません」と謝ってしまうことが多いようだ。
日本人で、日本に暮らしている私たちにはわからない悩みがたくさんあるようだ。
この記事を書いた弁護士
-
藤田・曽我法律事務所代表弁護士
仙台で弁護士を始めて50年以上。
この地域に根を張って、この地域の人々の相談に応じ、問題の解決に図るべく努力をしてまいります。
注:弁護士 藤田紀子は令和5年3月12日に満77歳で急逝いたしました。
最新の投稿
- 2024年5月23日りらく連載「女弁護士日記」ニワトリに思いを寄せて
- 2024年5月23日りらく連載「女弁護士日記」この事件は勝てますか?
- 2024年4月12日りらく連載「女弁護士日記」弁護士のアフターケア
- 2024年4月12日りらく連載「女弁護士日記」見栄は不要