8月10日(2021年)

病院点滴パック

 土、日と腹痛に悩まされ、月曜日に病院に行った。総胆管結石と診断され、その日の内に入院、内視鏡による手術となった。ぎりぎりのところで大事に至らなかった。

 担当は若い男性医師だったが、症状と治療についての説明をてきぱきと行い、ついでに胃や大腸の検査もして、もし小さいポリープがあればそれも除去することの説明も受けて同意した。色々な検査、治療の機器はきっと最新の物なのだろう、麻酔をかけられて全く痛い思いはしなかった。

 そして病室も検査室、治療室、トイレに至るまで、どこもきれいに清掃され、清潔そのものだった。

 待合室や会計には順番を待っている患者が沢山いたが、手際よく次々と呼ばれていく。人違いのないように生年月日と名前を呼ばれ、○番窓に、○番検査室へどうぞと言われ、次々とはけていく。検査室の入口には今日の検査予定○件と表示され、え、こんなに一日に沢山の人を検査するの?と思ったが、ちゃんとその日の内に終了するのだろう。

 また、スタッフが親切なこと、入院中は医師や看護師さんが何回も巡回に来て体調を尋ねたり、痛み止め等必要な処置をしてくれる。

 そして何といっても国民皆保険で、治療費の3割負担で済むこと、アメリカでは治療貧富の差が問題となっているし、インドでは今酸素の奪い合いでけんかにもなっている。中国でも都市部と農村部の医療格差は著しい。

 常々フランスのマクロン、ドイツのメルケルなどを見て、それに比べ日本の政治家は何とお粗末なんだろうと情無い思い出していたが、今回ばかりは日本に生まれて幸せだと思った。以前ドイツで生活していて、子どもが高熱を出したとき、電話一本で小児科医が往診に来てくれ、いたく感心したが、今日本でも在宅医療訪問医が増えている。私も所属している日本尊厳死協会では行政に対して、ホスピス、緩和ケア病棟の拡充、健康保険適応の拡大、在宅介護、在宅ホスピスが可能になるような総合的、抜本的対策等を訴えているが、日本の医療はこれからどんどん良い方向にいくと信じている。

この記事を書いた弁護士

弁護士 藤田 紀子
弁護士 藤田 紀子
仙台で弁護士を始めて50年以上。

この地域に根を張って、この地域の人々の相談に応じ、問題の解決に図るべく努力をしてまいります。