5月20日 (2019-5-20)
「夫に先立たれた妻は、それからは10年は余生を楽しむが、妻に先立たれた夫はまもなく妻を追うように亡くなる」とよく言われるが、私のまわりには妻に先立たれた後、元気に人生を楽しんでいる男達が多い。
A男は料理教室に入り、花を愛でる会に入って野山を歩きまわり、町内会の会長を引き受けて町内便りの発行にも一生懸命だ。
B男は、永年看病してきた妻が、亡くなる間際に「私が死んだ後は心おきなく好きなことをしてね」と言ってくれたといってゴルフ三昧だ。
C男は妻を医療過誤で亡くしたので、医療者の会を作り、同じ境遇の人たちと勉強会を開いたり、医師会に要望書を提出したりと活躍している。
人生永いのだ。配偶者を亡くした後も一人生あると思って有意義に暮らすのも悪くない。そのためには己の健康を維持するための努力を怠らないことだ。
私も暴飲暴食を慎んで、早寝早起、適度な運動を心がけよう。
この記事を書いた弁護士
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藤田・曽我法律事務所代表弁護士
仙台で弁護士を始めて50年以上。
この地域に根を張って、この地域の人々の相談に応じ、問題の解決に図るべく努力をしてまいります。
注:弁護士 藤田紀子は令和5年3月12日に満77歳で急逝いたしました。
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