5月10日 (2017-5-10)
いま私は、現役で結構忙しい毎日を送っているが、夫は、定職がない。
そこで、夕食の支度は、原則夫がすることになる。私が帰宅すると、食卓には、食器が並べられていて、すぐ食事にかかれる。その日の料理に合わせて、白ワインか赤ワインか、アルコールの選択も夫がする。最近の絶品は、豚肉とりんごの生クリーム煮、鯛のソテーと新玉葱の炒めか。夫は、料理を楽しんで、「コッコヴァン・ア・ラ・フジタ」とか、「タルタール・ア・ラ・フジタ」とか料理に自分の名前をつけている。結婚した時も、自分は「主夫」になりたいと言っていたし、いまその主夫の仕事に心底安住しているようだ。
2・3年外国での留学生活を終えて帰国した若い大学の先生が言うことは、外国で生活していた間はゆとりがあって、育児を十分することができ、子どもとの生活を楽しんで、子どもの成長と共に日々を送ったが、帰国すると、とてもそんなゆとりはなく、日々仕事に追われ、帰宅時間も遅く、子どもと接する時間もなくつらいという嘆きである。
始めから仕事人間で、育児を妻任せにしている男性にはわからないかもしれないが、料理や育児は男性にとってもなかなか魅力的な仕事なのだ。
最近は、一昔前よりも育児・家事を男性が担う時間が増えたということだが、夫婦双方にとって喜ばしいことだと思う。
この記事を書いた弁護士
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藤田・曽我法律事務所代表弁護士
仙台で弁護士を始めて50年以上。
この地域に根を張って、この地域の人々の相談に応じ、問題の解決に図るべく努力をしてまいります。
注:弁護士 藤田紀子は令和5年3月12日に満77歳で急逝いたしました。
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