11月20日 (2011-11-20)
東北大のロースクールでの教え子たちが、司法試験に合格したと言って、何人も事務所に報告に来る。その度に祝賀会をやって、飲みながら話を聞く。
早く実務をやりたいと、皆やる気満々だが、一年間の修習が終った後、弁護士事務所に就職するのは難しい状態だ。
弁護士飽和状態にあるので、公害とか女性や少年の権利を考えたり、中高生に法教育授業をするといった委員会活動で、無報酬公益活動をする若手弁護士の姿が消えつつあるという現状は寂しいものだ。
この記事を書いた弁護士
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藤田・曽我法律事務所代表弁護士
仙台で弁護士を始めて50年以上。
この地域に根を張って、この地域の人々の相談に応じ、問題の解決に図るべく努力をしてまいります。
注:弁護士 藤田紀子は令和5年3月12日に満77歳で急逝いたしました。
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