1月20日 (2020-1-20)
夫が台湾で講演するのにくっついて行った。
台湾の大学、清華大学、新竹の地方裁判所など訪れたが、感心したのはどこでも哺乳室があり、託児施設が建物の中にあることだ。台湾ではほとんどが共稼きで、女性が働きやすいための配慮がなされていることに、改めて日本との差を痛感した。
又、台湾の人の親切心、色々な施設や名所を案内してくれたり、郷土料理をごちそうしてくれたり、どこへ行っても沢山のおみやげを用意してくれている。
日本も「おもてなし」で名をあげたが、以前ドイツから仙台に来た学者が日本人のおもてなしに感銘を受け、帰国してからドイツの雑誌で日本のおもてなしの心を紹介し、我々も学ぶべきだと書いていたことを思い出す。
我々がドイツに行った時は、全くドイツ人の知人からは放っておかれた。どこへ行くにも何を買うにも自力でやった。台湾での対応とは対照的だ。そのかわり、それだけ自分達の自由の時間もあった訳だ。
どこまで親切に付き添って、どこからは自由にしてもらうか、その兼ね合いはむずかしいことだと思った。
この記事を書いた弁護士
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藤田・曽我法律事務所代表弁護士
仙台で弁護士を始めて50年以上。
この地域に根を張って、この地域の人々の相談に応じ、問題の解決に図るべく努力をしてまいります。
注:弁護士 藤田紀子は令和5年3月12日に満77歳で急逝いたしました。
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