2月10日 (2019-2-10)
クリスマスや暮れ・正月など、時々、我が家に子どもらが孫を連れて集まると、総勢11人となる。
孫たちの成長をみるのが楽しい。
一番下の女の孫○子は5才。今までは母親にしがみついて、ぐずったりろくに物も食べなかったり、わがままを言ったりしていたが、いつの間にか大人びて、お気に入りのエプロンをつけて食器運びや片付けの手伝いをするようになった。エプロンをはずして「お片付けの時間は終了です」と声高らかに宣言するのもかわいい。また、○子は、中学3年生の従兄弟が大好きで、彼がソファでテレビを見ていると、しなを作ってすり寄っていって、ピタっとくっいて一緒にテレビを見ている。
その父親(つまり私の息子)との会話も面白い。
○子「お母さんが怒っている。どうしたらいい?」
父親「それは○子が、悪いことをしたからでしょう」
○子「そうなの、さわっちゃダメと言われていたのに、飾り付けにさわって壊してしまったの」
父親「じゃ、○子が謝らなくちゃ」
○子「でもさわりたかったの。謝りたくないの。お父さん代わりに謝ってくれる?」
私は、子ども3人(子・丑・寅年生まれ)を育てていた時期、2年間はドイツにいて仕事をしていなかったので、十分子育てを楽しめた。楽しんだと言っても、常にいたずらをしたり、散らかしたりする子どもにはイラついて叱っていた。
それを夫は、「散らかすのが子どもの仕事なんだ。何もしないで部屋でじっとしている子どもだったら、かえって心配だろう」と私を諭していた。また、ある時、夫が、かがんでよちよち歩きをしているので、「何をしているの」と聞くと、子どもの目線では、周囲がどのように見えているのか体験しているのだと言う。私より夫の方が子育てに向いているなと感心した。
知人の裁判官夫婦に子どもが生まれた時、夫が、1年間の育休を取った。彼は、子育てが楽しくて、毎日新しいことの発見だと感激している。
そうなのだ。男性も育児すべし。そうすると、親子も夫婦も円満、離婚問題など起こらないと思う。
この記事を書いた弁護士
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藤田・曽我法律事務所代表弁護士
仙台で弁護士を始めて50年以上。
この地域に根を張って、この地域の人々の相談に応じ、問題の解決に図るべく努力をしてまいります。
注:弁護士 藤田紀子は令和5年3月12日に満77歳で急逝いたしました。
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